1. 実験の目的

読者の行動を促すために設置された「CTA文言C(稼ぐ仕組みを見てみる)」が、実際にどれほどの反応を得られるかを検証する。
特に、「収束型の言葉」が、記事末尾という導線において読者の最終行動を生むかどうかを観察した。
2. 設置方法と文言変化

- 対象記事:rx-004
- CTA文言:Cタイプ「稼ぐ仕組みを見てみる」
- 配置:記事末尾(余韻直後)
- 期間:5日間(1日おきに表示確認/導線テキストの微調整あり)
- 対象記事:rx-004
(※rx-004|クリックは言葉に揺れるのか? にて実際に使用された文言です) - CTA文言:Cタイプ「稼ぐ仕組みを見てみる」
3. 結果:クリックゼロ
以下の2つのデータをもとに、導線の反応を確認した。
- Googleアナリティクス(GA4):rx-004ページのクリックイベントを観測 → クリック数:0
- Googleサーチコンソール(GSC):ページ表示は1回あったが、CTR=0.0%、クリック数=0
※確認期間:2025年4月30日〜5月6日
※ページ:「rx-004|クリックは言葉に揺れるのか?」
▼証拠スクショ(掲載位置目安)
(1枚目)クリック数:0 のグラフ
(2枚目)対象ページの表示回数データ
4. 考察:なぜ伝わらなかったのか?
- 「稼ぐ仕組み」という言葉が抽象的で、読者の“今の自分”と接続しづらい
- 誘導というより、宣言やスローガンのように響いてしまっていた
- 収束型の文言は、既に“共鳴が成立している読者”にしか効かない
- 結果として、問いや行動の火種を埋め込めていなかった
5. 次の一手(ss-003へ)
今回の結果から、文言の再設計が必要と判断した。
- CTA文言は「導線」ではなく「問いの延長線」として設計すべき
- 画像・文言・CTAの心理段階マッピングが次の焦点
- 次回:ss-003|読者の心理導線に対するCTA構造最適化を実施予定
問いの余韻

なぜ“見てほしい仕組み”は、誰にも見られなかったのか?
それは「言葉が伝わらなかった」のではなく、
「共鳴が起こる構造そのもの」が欠けていたのではないか?
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読者の心理導線を、構造として可視化してみた → ss-003へ